Tama Rock City 番組紹介 バンドDATA ライブハウスDATA ライブレポート TRC.NET 実行委員会ブログ
  前のページへ戻る

16:30 Open

今回は7アーティスト+ゲストです、なもんで、16:30オープンとなりました。
今年もスムーズに収録が進むよう、各バンドさん達に時間厳守が言い渡されたのでありました。。。
プロの世界では決まった時間内で最高のパフォーマンスを見せることは当たり前。。。
ただただ楽しいお祭りイベント、っていう側面もとても大事なんだけど、各ハウスさんからの推薦バンドも一般公募枠バンドもそれぞれプロを目指している向上心の強いバンド達。
プロ目線を意識したタイムスケジュールとパフォーマンスで、今年のTRC収録ライブを盛り上げてくれました!


16:55 Start MC登場

今年もパーソナリティを務めていただく菊田かなえさん(左側)と、もうすっかりTRCの顔となったお馴染みFlight BookingManager 倉本真基也さん(右側)。
今年もよろしくお願いしまーす!!

17:00  1st.久保田勝美バンド(from 一般公募)

まずは本日のトップバッター 久保田勝美バンド が堂々登場!


とにかく、熱の強いバンド。。Vo.久保田勝美の歌声が、観客の心に響きわたる。強くギュッと掴まれたかと思えば、ふとした瞬間、そっと包み込まれる。
音という音が身体を巡ると、自然と涙が出そうになりました・・・
自分のメッセージが素直に出せる。並大抵のことではない。

40代だから出せる味もある。
若さが素晴らしいのは言うまでもないが、人生の大半は、おやじで過ごす。おやじもまだまだ捨てたもんじゃねぇ。


若さとは、人生のある時期のことではなく心のあり方のことだ。byサミュエル・ウルマン



私の大好きな言葉をみなさんに贈ろう。


スタート直後で、会場が温まっていない難しさの中、展開されたライブ。
よそよそしい心が解放されていく まさに、Vol.6のトップを飾るにふさわしかった。
おかげで、いいオープニングを迎えることができた。
ありがとう!

17:30  2nd.stiff(from 吉祥寺 Crescendo)

度胸の良さは、No1!


Vo.JOEYは、ボーカルらしいボーカル、まさに、バンドの顔!ただ、濃すぎるけどね・・w
ハイトーンヴォイスに重ねるハードなサウンド、間髪入れず、怒涛に展開。 アグレッシブなパフォーマンスに、観客も度肝を抜かれつつも、みなを笑顔にしてくれるあたり、さすがの一言。
一気に会場に一体感をモリモリもたらしてくれた♪


ライブ前、Vo.JOEYに「何人なの?」と質問すると、


Vo.JOEY 「福岡、九州人です!!!はい!(ニコッ)」


だって・・・笑 だから、豚骨ラーメンばりに、濃いぃわけだ。笑
やつぱり、バリ硬・濃い目・油多めって感じよね!笑


さらに、アメリカの血が混じってんだもん。
スペアリブ追加って感じだね!笑 重過ぎて、食えんわ。笑

Gt.ZENTAは、本番前とにかく緊張していた。
私が横にいようが、お構いなし。でも、ステージにたてば、そんなこと微塵も感じさせない。 Vo.JOEYがいるから、余計にそう見えたのかもしれない。でも、バンドって、メンバー一人だけで戦ってるわけではなく、全員で戦ってるんだよね。 個々が合わさって完成されるオーラが絶妙なんだよなー。

実行委員って、、バンドの表の顔と裏の顔の両面が見えるから、それも楽しみの一つなんです。

18:00  3rd.The Midnight Guarantees(from 吉祥寺 Silver Elephant)

煽情的な旋律を奏でるロックンロールバンド。
オシャレに颯爽と観客を乗せる様は、カッコ良過ぎ・・・


顔だけ見ると、一見さわやかな雰囲気ですが、1曲目は、ブルース系ロックサウンドを展開!見た目とは裏腹なギャップが、観る人を惹きつける。

激しさの中にあるセンスあふれる楽曲が、ほんと印象的。
新しい息吹を感じました。今後の活躍にも期待大です。

彼らが表現するロックンロールはクールで憎らしい。


「ロックンロールでソーシャルレボリーションする」


ほんとカッコ良過ぎて、ある意味、ムカつく。笑
甘くて、切なくて、、、なんて言葉は彼らに不要。
とにかく、そこにある衝動に向かって、ひたすら走り奏でる!

う〜〜ん、ステキ★

Vo.tetsuoは、独特の美学を持っている。
ギターソロでも、その魅力を発揮する!


悔しいほど、ステキなアクトを披露してくれました。
女性ファンも、虜にする・・・


(心の声)うらやますぃぃぃ・・・w

18:30  4th.MERODIO(from 立川 HeartBeat)

なんと言っても、その世界観に圧倒された!


聴けば聴くほど、彼らの深みにはまっていくのが、手にとるように分かる。 素人の私ですら、そうなんだから。。。音楽経験者なら、みなが認めるところであるはずだ。

オペラの世界をバンドサウンドに落とし込むには、相当の熟慮を重ねたに違いない。
独りよがりは簡単だが、一般の人も惹きつけるためには、より分かりやすく、シンプルにする必要がある。その経緯を考えただけで、彼らに拍手を送りたいし、これからも邁進していって欲しい。

実行委員の間でも彼らを評価する人が多く、実力者ばかり!


コーラスなんて、ほんと生で歌っているなんて、思えないくらいのクオリティ♪聞くところによると、音大出(しかも声楽科)が多数いるみたいで・・・ほんと、納得です。
これからもArt Musicな世界観を伝え続けていって欲しい。

19:00  5th.PAPER TIGER(from 吉祥寺 PlanetK)

まさに、ライブで3ピースの真価を発揮してくれた。


疾走感あるサウンドが最高にステキなんです。
息の合ったグルーヴも披露し、
会場の臨場感を煽る姿は、強烈だった。。。
驚かれた方も多いのでは・・・!?

そうそう、息ぴったりといえば。。。
今回、何気に双子が多かったのよね。
PAPER TIGERのGt&Baの矢崎兄弟。
RabbitのGt&Drの谷川兄弟。
かなりレアケースだよね。w


ちなみに、私の小学校では、同学年に双子が4組いました。
って、聞いてない!?w

マジ、ズバっと、持っていきました。ほんとインパクト大!!!


打ち上げでも、ヤバい、楽しかった♪という感想ももらい、たくさんのお客さんの前でライブできる環境を提供できた喜びをかみしめたわけです。
もちろん、ご来場して頂いたお客様には、心からの感謝しかないのです。ありがとうございました。

19:35  interlude

初めての人もいるかな?
恒例のタマ、ロック、シティ〜〜〜コールの時間ですw
ここで収録されたみんなの声が番組のオープニングやCMに使われるんだよ〜w


みんな、ハイテンションでイイですね〜w

19:40  6th.GLANZ(from 一般公募)

乗っけから、オーディエンスの盛り上がりがハンパなかった・・


スゲかった・・・期待されて、期待に応える様は、とてもじゃないけど、19歳とは思えない。 普段からファンを大切にしている証拠だし、期待に応えてきた証なんだぁー、と感心しきりでした。
勢いだけじゃないとこが、GLANZの真骨頂。
彼らの見つめる先には、確信めいた世界がある。

楽屋に始まり、ライブ、打ち上げ・・・ 一日を通しても、ほんと気持ちのいい奴らだった。


真面目に音楽に取り組む姿勢とかいろいろ、リスペクトです。
世には、今の若者はああだ、こおだ言うオヤジどもがおるけど、彼らに会ってから、同じ言葉を言ってもらいたいね。
絶対、言えなくなるから・・・ キラーン☆

「光を届けたい。人の背中を押せる様な音楽を。」


彼らは、まさに、GLANZワールドを疾走する!!!


ノリノリなオーディエンスも、その走りに追随する。

いやぁ、マジ、突き抜けてた!!!
とんでもねぇ、若者に出会ったよ!!!最高です!!

20:10  Last.Rabbit Which Burns(from 府中 Flight)

Vo.北見のステージングに、多くの観客は魅了されたはずだ。


「西東京、行くぞぉー!」という言葉が何とも嬉しかった。
Flightで育った彼らの西東京に対する想いは深い。
キャッチーな歌詞もこの地域で育ったからこそ、生まれてきたと言っても過言ではない。

彼らには、自分達が信じた世界、創りたい世界がある。
ハードロックを基盤としつつも、それを彼らなりに噛み砕いて表現する。そこにあるのは、彼らが愛してやまない世界なのだ。


これからも、その信じたロックの世界を体現してくれ!!!

過激に観客を煽るVo.北見だが、どこか憎めない。
なにも攻撃的な表現をしているから、イコール暴力なわけではない。


愛情の表現は人それぞれでイイんです。そういうところも、RWBの魅力のひとつ♪


これは、RWBが奏でる応援ソングなのだ!!!

20:40  Guest.STILL DRIVE(昨年グランプリ受賞)

なんたって、昨年のグランプリですから、その魅力は言うまでもない!!!


とにかく、パフォーマンスと客の乗せ方がうまい!!!
そういう空気をつくる楽曲も、さらにイイ!
見ていても、聴いていても、気持ちイイこと、この上なし☆

Vo.ノセは、
「2年連続グランプリ狙ってます!」と言って、聞かなかった・・
でも、その気持ちが嬉しいよ。w


我々実行委員も、全バンドにそう思ってもらえるよう、努力し続けなきゃ!って思った。


タマロックシティは、ほんとバンドと同じで、毎度成果と反省があるんだよ。次にすべてを活かしていこう!!!

今年も、アツいビートが刻まれた。
彼らのDRIVEは止まらない。
飽くことなく、更なる進化を遂げるだろう。


ほんと、ありがとう♪

21:00  投票結果集計&各賞表彰
さ〜て。。。


7バンド+ゲストバンドの渾身のライブが終了した余韻の覚めやらぬ中、今年のグランプリを決定する投票が行われました。

ジャジャンッ♪


今年度のTama Rock Cityグランプリを受賞したバンドは〜〜



GLANZですっっ!満場一致、マジ最高だったよっ!!!


おめでとう!!!GLANZ!!!

Vo.Munta、Gt.TAKA、Gt.Fuji、Ba.Shunkichi、Dr.HangChang から出てくる感謝の言葉。。。


ほんと、それしかないよなぁ〜。素晴らしいファンにも恵まれて羨ましい限りでした。
ファンの方々の笑顔も、ステキでした☆


来年のTama Rock Cityへの出演!無条件に決定!!!

続いて、実行委員特別賞は、stiff。


今回、序盤戦を圧倒的に盛り上げた功績は大きかった。
ありがとう!!!


おめでとう、stiff!!!


いかがでしたか? Tama Rock City 2011 Vol.6。

みんな、マジ、カッコ良かったよ!!!w
 
それぞれみんな、素晴らしい魅力の持ち主ばかりだった・・・
 
ただ、みんなキャラ濃いぃぃぃよ。ほんとに・・・w
 
バンドマンって、バカで不器用な奴も多いけど、やっぱり、ステキだよ。
 
タマロックシティも、「若えもんに負けねえ」って言い張るバカ親父であり続けたい・・・


ほんと、明日へのパワーもらったよ!
 
 
今日の出会いに感謝しつつ、来年のTRCにも、今日の笑顔を繋げますよ。。w
私は、音楽の力を信じています。 ほんとうに、ありがとうーーー♪



ってな感じで、編集後記とします。  
 
 
 
少し話は逸れますが、私たちは、2011年3月に、大きな悲しみを背負いました。。。
人それぞれ、大きさや重さは違うけど、当初、そこにあるのは絶望感でしかなかった。
私自身、ぶつけようのない怒りと無力感にも苛まれました。
ただ、しばらくすると、、悲しみだけじゃない一面にも少し気付き始めた。
人の優しさだったり、家族の絆だったり、地域との繋がりだったり、今を生きることの大切さだったり・・・
ここで得たモノは、心の中にずっとずっと持ち続けなきゃならないと思って、現在に至ります。
 
 
GLANZが言うように、「光を届けたい。人の背中を押せる様な音楽を。」
 
 
今年ほど、こういうことを意識した年もなかった・・・

ただ意識したところで、私自身、そんな何かを変える力なんて、持ちあわせていない。
だからこそ、小さな一歩が大切だと思った。
 
誰もが、歩みを止めてはならない。
自分のために、誰かのために、一歩を踏み出すことこそ、今まさに求められていることだと思う。
 
がんばらなくてもいい。
ただただ、一所懸命に、今を歩み続けよう。  
 
 

最後に。。。
今年もTRCに関係してくれたすべての方々へ感謝申し上げます。
ありがとうございました<(_ _)>
そして・・来年もTRCをどうぞよろしくお願いいたします!


TamaRockCity実行委員 古川公一

Copyright (C) 2007 Tama Rock City 実行委員会. All rights reserved.