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2006年1月某日深夜 多摩地区某所。

 

Yさん:どんな音楽聴きます?って、ロック好きですか?
Oさん:ロック大好きっすよ!
Yさん:昔はバンドやっててさぁ。
Oさん:そうなんですか。実は私も、昔なんちゃってバンドですけど、やってたんすよぉ。
Yさん:あの頃って、対バンとか凄かったもんねぇ。
Oさん:そうっすね。喧嘩になりそうになったり・・・笑
    やっぱ昔も今もバンドってあふれてますもんねぇ。
Yさん:真面目にバンドやってる奴もいっぱいいるしねぇ。
Oさん:そうですよねぇ。あの頃、吉祥寺とかから出たバンド、結構ありましたもんねぇ。
Yさん:"エレファントカシマシ"とか・・・、
Oさん:そうそう。"筋肉少女帯"とか・・・、"たま"とか・・・、
Yさん:なんかプロ志向で真面目にやってる子達にチャンスとかあげれたらいいねぇ。
Oさん:できたらいいですよねぇ。
Yさん:前からそういうこと考えててさぁ。
Oさん:私もそういうこと考えてたんすよ。
    なんか吉祥寺とか多摩地区ってロック野郎多いじゃないですか。
Yさん:そうだよねぇ。多摩、ロック、・・・
    う〜ん、"Tama Rock City"なんて、どう!?
Oさん:いいですねぇ!それイイ!なんかテレビの番組っぽいっすねぇ!
Yさん:そうだね。多摩地区発のバンド発掘オーデション番組!って感じでね。笑
Oさん:そうそう!それでプロデビューできたりして!笑
    それ、ライブハウスからの推薦ってのはどうですか!?
Yさん:いいねぇ。多摩地区のライブハウス推薦のバンドを対バン形式で。
    グランプリはCDデビュー!って感じでね。
Oさん:それで、それが多摩地区から地域がどんどん広がっていって
    東京になって、、、ん、"Tokyo Rock City"ってのもいいじゃないですか!笑
Yさん:TRCはTRC[Tokyo Rock City]へと進化する!みたいな。。。
一同 :爆。

 

と盛り上がる二人に、料理上手な店のママさんの合いの手も加わり・・・という
どこにでもある飲み屋での夢物語から、それとなく始まった。。。




時は経て・・・
Tama Rock Cityは、
2006年11月に公開録画、12月には放送。という形で夢物語は一つの正夢を迎える。。。




2007年1月某日夕方 多摩地区某所。

 

Yさん:昨年、一つの形として実現しましたが、今年はどうしますか?
Oさん:やりましょう!
Yさん:昨年は仕事を抱えながらの手弁当状態でしたが、今年も手弁当かもしれません。
    それでもいいですか??
Kさん:そうでしたよね。今年もだと・・・苦笑
Oさん:いや、やりましょう!!
Yさん:さらに、昨年よりもイイものを!というプレッシャーもあります。それもできますか???
Kさん:そうですよね。昨年は開催するのが大変で、時間的な余裕も無かったですもんね。
Oさん:いや、今年もやりましょう!!!
Yさん:みなさん、本当に、本当に、今年もやりますか????
一同 :やりましょう!!!!

 

と達成した!という勢いも後押ししたか、Tama Rock Cityという夢物語は、それとなく続いていく。。。




2007年7月某日夜 多摩地区某所。

 

Yさん :先日の吉祥寺音楽祭で勉強させて頂き、ライブハウスの方々ありがとうございました。
    Tama Rock Cityに今後生かすべき内容も多かったです。
    みなさん今年もやりますので、ご協力のほどよろしくお願い致します。
一同 :よろしくお願い致します!
タイガー:昨年は本当にYさんを始め実行委員さんのおかげですよ。ありがとうございました。
    今年の運営にあたって、せっかくこれだけの面々が集っているんだから、
    我々ライブハウスやバンド、しいてはお客さんを・・・、もっと多摩を盛り上げたいんですよ。
Yさん :と言いますと?
タイガー:つまりね。ただやっているだけでは、やれない部分も出てくるというか、
    参画意識として、Tama Rockとしてのワンステップ上の目標というか、夢が欲しいんですよ。
Oさん :ワンステップ上の目標・・・
Yさん :我々の目標としては、バンドのきっかけとなればと思っています。
タイガー:それはもちろん大切なことですよね。
ライブH:我々もバンドと真剣に向き合ってますし、
    そういう意味でも、バンドにとってTama Rockはいい目標になるはずです。
Oさん :ワンステップ上の目標・・・
ライブH:やっぱり、せっかくライブハウスが相互協力しているわけだから、
    その証として、"Tama Rockというムーブメント"を興したいですよね。
Yさん :ムーブメント・・・
タイガー:ムーブメントであれば、Tama Rockへの参画意識が上がり、
    我々も目標が持てるというか、ライブハウスとしての色を出せるわけですよね。
Yさん :なるほど。となれば、バンドもしかりですね。
ライブH:そういうことですよ。


タイガー:ムーブメントの証として、例えば、"野外フェス"とかね!


一同 :!!!(心の声 "野外フェス"!キターーー!?)


Yさん :野外フェス・・・(神のお告げ ワンステップどころじゃないよ!)
Kさん :野外フェス・・・(神のお告げ ワンステップどころじゃないよ!)
Fさん :野外フェス・・・(神のお告げ ワンステップどころじゃないよ!)
Oさん :野外フェス・・・(心の声  ≒ワンステップ上の目標・・・)


タイガー:つまり、"Fuji Rock!馬鹿野郎!負けてやるぜ!Tama Rock!!!"ってことよ。


一同 :爆!!!(心の声 キターーー!!)

 

と盛り上がる夢物語を肴に、多摩地区某所の夜は"のろのろ"と更けていく。。。

 

  
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